urllibとは?
urllibは、Pythonの標準ライブラリの1つで、URLを扱うためのモジュール群です。urllib.requestモジュールを中心に、HTTPやFTPを利用した通信を行うためのクラスや関数が提供されています。
urllibを使うメリット
urllibを使うことで、WebサイトのHTMLや画像などのファイルを簡単にダウンロードできます。また、APIを利用する場合にもurllibを使うことができます。
urllibのインストール方法
urllibはPythonに標準で同梱されているため、インストールは不要です。
urllibの基本的な使い方
urllibを使って、WebページのHTMLを取得する方法を説明します。まずは、以下のコードを実行してみてください。
import urllib.request url = 'https://www.google.com/' response = urllib.request.urlopen(url) html = response.read() print(html)
このコードでは、urllib.requestモジュールのurlopen関数を使って、HTMLを取得しています。取得したHTMLは、response.read()メソッドでバイト列として取得できます。
urllibでのデータ送信方法
urllibを使って、Webサイトにデータを送信する方法を説明します。まずは、以下のコードを実行してみてください。
import urllib.parse import urllib.request url = 'https://www.example.com/' values = {'name': 'John Doe', 'age': 25} data = urllib.parse.urlencode(values).encode('utf-8') request = urllib.request.Request(url, data) response = urllib.request.urlopen(request) html = response.read() print(html)
このコードでは、urllib.parseモジュールのurlencode関数を使って、データをエンコードしています。エンコードしたデータは、urllib.requestモジュールのRequest関数に渡して、Webサイトにデータを送信しています。
まとめ
今回は、Pythonの標準ライブラリの1つであるurllibの使い方について解説しました。urllibを使うことで、WebサイトからHTMLや画像などのファイルを簡単にダウンロードすることができます。また、APIを利用する場合にもurllibを使うことができます。