JSONは、JavaScript Object Notationの略称で、JavaScriptのオブジェクト表記法をベースにした軽量なデータ交換フォーマットです。JSONは、プログラム言語を問わず利用できるため、最近ではWeb APIのレスポンスの形式としても広く利用されています。
PythonでJSONを扱うための基本的なライブラリの紹介
Pythonでは、jsonモジュールを使用することでJSONを扱うことができます。
import json
PythonでJSONをCSVへ変換する手順
JSONをCSVに変換するには、pandasライブラリを使用すると便利です。
import pandas as pd # JSONファイルを読み込む with open('sample.json', 'r') as f: data = json.load(f) # pandasのDataFrameに変換する df = pd.json_normalize(data) # CSVファイルに変換する df.to_csv('sample.csv', index=False)
PythonでJSONをDictへ変換する手順
JSONをDictに変換するには、json.loads()メソッドを使用します。
# JSON文字列 json_str = '{"name": "John", "age": 30, "city": "New York"}' # JSONをDictに変換する data = json.loads(json_str) print(data) # {'name': 'John', 'age': 30, 'city': 'New York'}
PythonでJSONを文字列へ変換する手順
JSONを文字列に変換するには、json.dumps()メソッドを使用します。
# Dict data = {'name': 'John', 'age': 30, 'city': 'New York'} # DictをJSONに変換する json_str = json.dumps(data) print(json_str) # {"name": "John", "age": 30, "city": "New York"}
PythonでJSONを配列へ変換する手順
JSONを配列に変換するには、json.loads()メソッドを使用します。
# JSON文字列 json_str = '[{"name": "John", "age": 30, "city": "New York"}, {"name": "Mike", "age": 25, "city": "Chicago"}]' # JSONを配列に変換する data = json.loads(json_str) print(data) # [{'name': 'John', 'age': 30, 'city': 'New York'}, {'name': 'Mike', 'age': 25, 'city': 'Chicago'}]
まとめ
Pythonを使用することで、JSONをCSV、Dict、文字列、配列に変換することができます。jsonモジュールを使用することで、簡単にJSONを扱うことができます。