Python RequestsでProxy PAC対応とPOSTメソッド、no_proxy設定

Python Requestsとは

Python Requestsは、HTTP通信を行うためのライブラリです。Pythonの標準ライブラリであるurllibよりも簡単にHTTP通信ができるため、WebスクレイピングやAPI通信などでよく使われます。

Proxy PACとは

Proxy PACとは、プロキシサーバーを設定するためのファイル形式のことです。PACファイルには、どのURLに対してどのプロキシサーバーを利用するかを設定することができます。

Python RequestsでのProxy PACの設定方法

Python Requestsでは、Proxy PACを利用するためには、以下のようにproxiesパラメータにPACファイルのURLを指定します。

import requests
proxies = {
  "http": "http://example.com/proxy.pac",
  "https": "http://example.com/proxy.pac"
}
response = requests.get("http://example.com", proxies=proxies)

POSTメソッドとは

POSTメソッドは、HTTP通信において、リクエストデータを送信するためのメソッドです。GETメソッドと違い、リクエストデータをURLに含めず、リクエストボディに含めて送信します。

Python RequestsでのPOSTメソッドの使用例

Python Requestsでは、POSTメソッドを利用するために、以下のようにdataパラメータにリクエストデータを指定します。

import requests
data = {
  "key1": "value1",
  "key2": "value2"
}
response = requests.post("http://example.com", data=data)

no_proxy設定とは

no_proxy設定とは、プロキシサーバーを利用しないURLのリストを設定することです。no_proxy設定を利用することで、ローカルネットワーク内のサーバーなど、プロキシサーバーを経由しなくてもアクセスできるサーバーに対しては、プロキシサーバーを利用しないように設定することができます。

Python Requestsでのno_proxy設定方法

Python Requestsでは、no_proxy設定を利用するために、以下のようにverifyパラメータにFalseを指定します。

import requests
response = requests.get("http://example.com", verify=False)

まとめ

Python Requestsでは、Proxy PACやPOSTメソッド、no_proxy設定など、さまざまなHTTP通信に関する設定が可能です。設定をうまく利用することで、より柔軟なHTTP通信を実現することができます。