PythonでOS Pathを操作 Join, Change, SplitextとSeparator ｜自作で機械学習モデル・AIの使い方を学ぶ

PythonでOS Pathを操作する利点

Pythonには、OS Pathを操作するためのos.pathモジュールがあります。このモジュールを使うことで、プログラム内でパスを操作することができます。これにより、以下のような利点があります。

os.pathモジュールには、以下のような関数があります。

これらの関数を使うことで、パスを操作することができます。以下では、これらの関数の詳細と使用例について解説します。

os.path.join関数は、複数の文字列を結合してパスを作成するための関数です。以下は、os.path.join関数の基本的な使い方です。

import os
path = os.path.join('dir1', 'dir2', 'file.txt')
print(path)

上記のコードを実行すると、以下のように表示されます。

dir1/dir2/file.txt

os.path.join関数は、複数の文字列を結合してパスを作成するための関数です。この関数を使うことで、手動でパスを入力する必要がなくなります。

os.path.join関数では、デフォルトでパスの区切り文字は「/」となっています。しかし、Windowsではパスの区切り文字が「\」となっているため、このままではWindowsで動作しないことがあります。そこで、os.path.join関数でパスの区切り文字を変更する方法を紹介します。

import os
path = os.path.join('dir1', 'dir2', 'file.txt')
print(path)
path = os.path.join('dir1', 'dir2', 'file.txt').replace('/', '\\')
print(path)

上記のコードを実行すると、以下のように表示されます。

dir1/dir2/file.txt
dir1\dir2\file.txt

os.path.join関数で作成したパスに対して、replaceメソッドを使って「/」を「\」に変更することで、Windowsでも正常に動作するようになります。

os.path.splitext関数は、ファイル名と拡張子を分割するための関数です。以下は、os.path.splitext関数の基本的な使い方です。

import os
filename = 'file.txt'
name, ext = os.path.splitext(filename)
print(name)
print(ext)

上記のコードを実行すると、以下のように表示されます。

file
.txt

os.path.splitext関数は、ファイル名と拡張子を分割して、それぞれの値を返します。この関数を使うことで、ファイル名と拡張子を簡単に取得することができます。

os.path.splitext関数を使って、ファイル名と拡張子を分割する方法を紹介します。

import os
path = 'dir1/dir2/file.txt'
name, ext = os.path.splitext(os.path.basename(path))
print(name)
print(ext)

上記のコードを実行すると、以下のように表示されます。

file
.txt

os.path.basename関数を使うことで、パスからファイル名を取得することができます。その後、os.path.splitext関数を使って、ファイル名と拡張子を分割することができます。

Pythonのos.pathモジュールを使うことで、プログラム内でパスを操作することができます。os.path.join関数を使うことで、複数の文字列を結合してパスを作成することができます。また、os.path.splitext関数を使うことで、ファイル名と拡張子を分割することができます。