Pythonのdatetimeモジュールとは
Pythonには、日付や時間を扱うためのdatetimeモジュールがあります。このモジュールを使うことで、日付や時間の計算や比較、フォーマットなどが簡単に行えます。
datetimeモジュールで現在の日時を取得する方法
datetimeモジュールで現在の日時を取得するには、datetimeクラスのnow()メソッドを使います。
import datetime now = datetime.datetime.now() print(now)
実行結果:
2023-11-20 15:43:24.960442
datetime nowの戻り値の詳細
datetime nowの戻り値は、datetimeオブジェクトです。datetimeオブジェクトは、年・月・日・時・分・秒・マイクロ秒の情報を持っています。
datetime nowの使い方を具体的なコードで示す
datetime nowを使って、現在の日付や時間をフォーマットして表示するコードを示します。
import datetime now = datetime.datetime.now() # 日付のフォーマット print(now.strftime('%Y/%m/%d')) # 時刻のフォーマット print(now.strftime('%H:%M:%S')) # 日付と時刻のフォーマット print(now.strftime('%Y/%m/%d %H:%M:%S'))
実行結果:
2023/11/20 15:43:59 2023/11/20 15:43:59
datetime nowを使って日付や時間の部分を個別に取得する方法
datetime nowを使って、日付や時間の部分を個別に取得する方法を示します。
import datetime now = datetime.datetime.now() # 年 print(now.year) # 月 print(now.month) # 日 print(now.day) # 時 print(now.hour) # 分 print(now.minute) # 秒 print(now.second) # マイクロ秒 print(now.microsecond)
実行結果:
2023 11 20 15 44 32 225850
datetime nowの応用例
datetime nowを使って、現在の日時から1時間後の日時を求めるコードを示します。
import datetime now = datetime.datetime.now() # 現在の日時 print(now) # 1時間後の日時 print(now + datetime.timedelta(hours=1))
実行結果:
2023-11-20 15:45:01.418196 2023-11-20 16:45:01.418196
まとめ
datetimeモジュールのnow()メソッドを使うことで、Pythonで現在の日時を簡単に取得することができます。また、取得した日時をフォーマットしたり、日時の部分を個別に取得したりすることもできます。応用例として、日時の計算も行えます。Pythonを使って、日付や時間を扱う際には、datetimeモジュールを活用しましょう。