はじめに
Djangoアプリを構築する方法を紹介します。
Djangoのアプリを構築するには以下の手順を行います。
Djangoプロジェクトの作成
Djangoプロジェクトを作成するには、以下のコマンドを実行してください。projectnameにはプロジェクトの名前を指定してください。
django-admin startproject projectname
コマンドを実行すると以下のフォルダが作成されます。
projectname/
manage.py
projectname/
__init__.py
settings.py
urls.py
asgi.py
wsgi.py
上位の projectname ディレクトリはプロジェクトのルートディレクトリであり、Django プロジェクトのすべてのファイルが含まれます。その下に、同名のサブディレクトリ projectname があり、Django プロジェクト自体が Python パッケージとして定義されています。このパッケージには、以下のようなファイルが含まれます。
- __init__.py: Python パッケージの初期化ファイル。
- settings.py: Django プロジェクトの設定ファイル。
- urls.py: Django プロジェクトのルーティングを定義する URLconf ファイル。
- asgi.py: ASGI アプリケーションを作成するための ASGI 設定ファイル。
- wsgi.py: WSGI アプリケーションを作成するための WSGI 設定ファイル。
- 最上位の manage.py ファイルは、Django プロジェクトのためのコマンドラインインターフェイスを提供します。このファイルを使用して、データベースのマイグレーション、開発サーバーの起動、テストの実行などのタスクを実行できます。
アプリケーションの作成
Djangoプロジェクトにアプリケーションを追加するには、cdコマンドでmanage.pyのディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行してください。appnameにはアプリケーションの名前を指定してください。
python manage.py startapp appname
コマンドを実行すると以下のフォルダが作成されます。
appname/
__init__.py
admin.py
apps.py
models.py
tests.py
views.py
migrations/
__init__.py
appname フォルダはアプリケーションのルートディレクトリであり、アプリケーションのすべてのファイルが含まれます。その下に、以下のファイルが含まれます。
-
- __init__.py: Python パッケージの初期化ファイル。
- __init__.py: Python パッケージの初期化ファイル。
- admin.py: アプリケーションの管理サイト設定を定義するファイル。
- apps.py: アプリケーションのメタデータを定義するファイル。
- models.py: アプリケーションで使用するデータモデルを定義するファイル。
- tests.py: アプリケーションのテストを定義するファイル。
- views.py: アプリケーションで使用するビューを定義するファイル。
- migrations/: アプリケーションのデータモデルに対するマイグレーションファイルが保存されるディレクトリ。
データベースの設定
Djangoは、デフォルトでSQLite3を使用しますが、必要に応じて他のデータベースを使用できます。データベースの設定は、プロジェクトのsettings.pyファイルで行います。
モデルの作成
アプリケーションのmodels.pyファイルに、アプリケーションで使用するデータモデルを定義してください。
データベースのマイグレーション
モデルを作成した後、データベースに変更を適用する必要があります。これは、以下のコマンドを実行することで行います。
python manage.py makemigrations python manage.py migrate
ビューの作成
アプリケーションのviews.pyファイルに、アプリケーションで使用するビューを定義してください。
URLの設定
アプリケーションのurls.pyファイルに、ビューとURLの関連付けを定義してください。
テンプレートの作成
アプリケーションのtemplatesフォルダに、ビューで使用するテンプレートを作成してください。
