Pythonは、数値計算に特化した言語として知られています。この記事では、Pythonを使った整数のゾロ目判定と素数判定について解説します。
Pythonでの整数判定について
Pythonで整数を扱う場合、int
型というデータ型を使います。整数かどうかを判定するには、type()
関数を使います。
num = 123 if type(num) == int: print("numは整数です")
このように、type()
関数でデータ型がint
かどうかを判定し、if
文で条件分岐します。
Pythonでの素数判定について
素数とは、自分自身と1以外の正の整数でしか割り切れない数のことです。Pythonで素数を判定するには、以下のようなコードを使います。
num = 17 if num <= 1: print("素数ではありません") else: for i in range(2, num): if num % i == 0: print("素数ではありません") break else: print("素数です")
このコードでは、num
が1以下の場合は素数ではないと判断します。それ以外の場合は、2からnum
の前の数までの範囲で割り算を行い、余りが0になる数があるかどうかを判定します。余りが0になる数がある場合は素数ではないと判断し、break
でループを抜けます。余りが0になる数がなかった場合は素数と判断します。
Pythonでのゾロ目判定について
ゾロ目とは、全ての桁の数字が同じ数のことです。Pythonでゾロ目を判定するには、以下のようなコードを使います。
num = 333 if len(set(str(num))) == 1: print("ゾロ目です") else: print("ゾロ目ではありません")
このコードでは、num
を文字列に変換し、set()
関数で重複した数字を取り除いた後、長さが1であればゾロ目と判断します。
整数判定の具体的なコード例とその解説
以下は、整数判定の具体的なコード例です。
num = 123 if type(num) == int: print("numは整数です")
このコードでは、num
が整数かどうかを判定し、if
文で条件分岐しています。
素数判定の具体的なコード例とその解説
以下は、素数判定の具体的なコード例です。
num = 17 if num <= 1: print("素数ではありません") else: for i in range(2, num): if num % i == 0: print("素数ではありません") break else: print("素数です")
このコードでは、num
が素数かどうかを判定し、if
文とfor
文を使って条件分岐しています。
ゾロ目判定の具体的なコード例とその解説
以下は、ゾロ目判定の具体的なコード例です。
num = 333 if len(set(str(num))) == 1: print("ゾロ目です") else: print("ゾロ目ではありません")
このコードでは、num
がゾロ目かどうかを判定し、if
文で条件分岐しています。
まとめ
Pythonを使った整数のゾロ目判定と素数判定について解説しました。Pythonは、数値計算に特化した言語であり、これらの判定も簡単に実現できます。