Python JSONファイルを読み込むloadとloadsの違い utf-8の扱い｜自作で機械学習モデル・AIの使い方を学ぶ

はじめに

Pythonには、JSONファイルを読み込むためのload関数とloads関数があります。この記事では、load関数とloads関数の使い方や違い、UTF-8エンコードされたJSONファイルの読み込み方法について解説します。

JSONファイルを読み込むためのload関数の使い方

load関数は、JSONファイルを読み込んでPythonのオブジェクトに変換するための関数です。

import json
# JSONファイルを開く
with open('example.json', 'r') as f:
    # JSONファイルをPythonオブジェクトに変換
    data = json.load(f)
print(data)

上記のプログラムでは、example.jsonというファイルを開いて、JSONファイルをPythonオブジェクトに変換し、dataという変数に格納しています。最後に、dataを出力しています。

JSON文字列を読み込むためのloads関数の使い方

loads関数は、JSON文字列をPythonのオブジェクトに変換するための関数です。

import json
# JSON文字列
json_data = '{"name": "John", "age": 30, "city": "New York"}'
# JSON文字列をPythonオブジェクトに変換
data = json.loads(json_data)
print(data)

上記のプログラムでは、JSON文字列をjson_dataという変数に格納しています。そして、json.loads()関数を使って、JSON文字列をPythonオブジェクトに変換し、dataという変数に格納しています。最後に、dataを出力しています。

load関数とloads関数の違い

load関数とloads関数は、JSONファイルとJSON文字列を読み込むための関数ですが、使い方に違いがあります。

load関数は、JSONファイルを開いて読み込んでPythonオブジェクトに変換します。一方、loads関数は、JSON文字列をPythonオブジェクトに変換します。

また、load関数は、ファイルを開いて読み込むため、with文を使ってファイルを開く必要があります。一方、loads関数は、文字列を直接変換するため、ファイルを開く必要はありません。

load関数とloads関数で扱えるデータ形式の違い

load関数とloads関数では、扱えるデータ形式に違いがあります。

load関数では、ファイルから読み込んだJSONデータがPythonの辞書型に変換されます。一方、loads関数では、JSON文字列がPythonの辞書型に変換されます。

UTF-8エンコードされたJSONファイルの読み込み方法

JSONファイルがUTF-8エンコードされている場合、load関数を使って読み込むことができます。

import json
# UTF-8エンコードされたJSONファイルを開く
with open('example.json', 'r', encoding='utf-8') as f:
    # JSONファイルをPythonオブジェクトに変換
    data = json.load(f)
print(data)

上記のプログラムでは、example.jsonというUTF-8エンコードされたファイルを開いて、JSONファイルをPythonオブジェクトに変換し、dataという変数に格納しています。最後に、dataを出力しています。